内子町公式観光サイト 内子さんぽ

松山から最短25分 道後から最短50分 ぶらり旅

2016年創建100周年内子座

大正期の思いが伝わる、
本格的な現役の芝居小屋

大正5年(1916年)に大正天皇の即位を祝い創建された内子座。木造2階建ての瓦葺き入母屋作り、純和風様式の本格的な芝居小屋として建設されました。回り舞台や花道、桝席、楽屋などがあり当時の建築技術の粋が集められた建造物です。
近年、老朽化のため取り壊されるところ、地元住民の熱意により改修が決定。昭和60年(1985年)に復原工事が完了し、芝居小屋として再出発を果たしました。今では、町内外の芸術文化活動の拠点として活用されています。

内子座 催し物カレンダーはこちら

内子座公演チケットをオンライン予約される方はこちら

360度内子座パノラマビュー

当時の内子座

内子座の記念すべきこけら落としは人形浄瑠璃

娯楽の少なかった当時の庶民にとって、内子座にやってくる興行は楽しみの一つ。弁当や酒、肴などを持参して見物に出かけたといいます。

内子座フェイスブック

内子座まるわかり
内子座では、実際に花道を歩いたり、舞台に立ったり、奈落を見学したりすることができます。本格的な芝居小屋として建設された小屋内をゆったりとご見学ください。
すっぽん(すっぽん)
花道の舞台寄りの七三(しちさん)と呼ばれる場所にある小型のセリのこと。妖術使いや妖怪、幽霊などが登場したり、退場したりする時に使われます。場面によってはすっぽんから煙を出す場合もあります。
黒御簾(くろみす)
舞台の下手に位置する簾(すだれ)のかかっている部屋。縦に穴が開けられており、そこから舞台の様子を見ながら、芝居の進行に合わせて下座(げざ)が演奏されます。また、三味線、太鼓などの様々な楽器で演目内の風や雨を表現します。
回り舞台(まわりぶたい)
舞台中央の床を大きく丸く切り取り、その部分を回転させる舞台機構。場面転換を観客の目の前で行なうことを可能にした歌舞伎独特の装置です。変化する場面を視覚的に訴える効果を発揮しました。独楽の回転をヒントに発案したとされています。

内子座のイメージ

花道(はなみち)
舞台の下手(客席から見て左側)にある通路。舞台と同じ高さで客席の中を通っているので、客と役者が最も近づき交流できる場所。花道を使った演技は歌舞伎独特のもの。人気役者が「見得を切る」などの動きをして観客に強い印象を与えます。
桝席(ますせき)
桝席は歌舞伎や人形浄瑠璃の芝居小屋で普及した日本の伝統的な観客席。土間や板敷きの間を木組みによって四角形に仕切った席。これを「一桝」として観客に提供したことから桝席と呼ばれるようになりました。
義太夫席(ぎだゆうせき)
セリフや状況描写などがすべて義太夫節によって語られるのが人形浄瑠璃。そんな人形浄瑠璃の人気作を歌舞伎の舞台で上演したものを義太夫狂言と呼びます。舞台の上手(客席から見て右側)で義太夫語りをする人がいる場所が義太夫席です。
大向(おおむこう)
客席の2階正面に位置する比較的低料金の客席。この席に座る観客は常連や劇場通の人たちが多いので、「大向をうならせる」とは芝居通をも感心させるほどの名演であることを意味します。

2階席からだと小屋全体が見渡せるのね!

奈落(ならく)
舞台や花道の地下にある空間を奈落と言います。回り舞台やセリを人力で動かしていた時代には、地獄を連想させる非常に暗くてじめじめした場所でした。そのため地獄を意味する「奈落」と呼ばれるようになりました。

内子座では地下にある「奈落」も見学できるんだって!おもしろそう!

内子座文楽を楽しむ

日本の優れた伝統文化に身近に触れてもらう機会として毎年8月に定期公演を実施しています。今では内子座の夏に欠かせない風物詩として全国の文楽ファンに愛されています。

定期公演のイメージ

詳しくはこちら

2018年「内子座文楽」チラシイメージ
2018年「内子座文楽」チラシ

おすすめのお土産!

  • 内子座おすすめのお土産1
  • 内子座おすすめのお土産2

ぐい呑みや紙ファイル、団扇、日本酒など町内の伝統技術や産業を生かしたお土産が多数!
内子座内物販コーナーにてお買い求めください。(ただし、日本酒は町内の酒店でのみ販売。)

観光スポット情報

内子座(うちこざ)

住 所 喜多郡内子町内子2102
電話番号 0893-44-2840
営業時間 9:00~16:30定休日年末年始(12/29~1/2)
駐車場 あり/8台(無料)
料金 大人400円/小・中学生200円/幼児無料/
大人(20名以上)300円/小・中学生(20名以上)160円
※セット券(木蠟資料館上芳我邸、内子座、商いと暮らし博物館共通券)
大人900円/小・中学生450円
大人(20名以上)720円/小・中学生(20名以上)400円
※65歳以上の方(町内在住)または、身体障害者手帳・療育手帳もしくは精神障害者保健福祉手帳を窓口で提示された方および介護者1名は、入館料は免除です。

アクセスマップ

当サイトでは、利便性の向上と利用状況の解析、広告配信のためにCookieを使用しています。
サイトを閲覧いただく際には、Cookieの使用に同意いただく必要があります。
詳細はクッキーポリシーをご確認ください。